7月12・13日に大阪で行われた全国代表者会議に後藤会員が出席、支援に対するお礼と今までの経過報告を行い、各代表者の関心を集めた。この訴訟に対する関心は、司法書士はもちろん弁護士や各地の反対運動の人々の注目を集めており、もし22日の後藤会員の意見陳述が行われば今後住民による国に対するいろいろな訴訟が提起される突破口となることは間違いないであろう。
当日は東京などから全青司会長以下のメンバーが大挙傍聴に押しかける予定である。また、裁判閉廷後弁護士との意見交換の場も設けられているようなので、ぜひ皆さんも裁判ウォッチングを兼ねて支援に行きましょう。また、因島の村上会員より、統廃合後の状態について報告があり、村上会員の地域では、統廃合の影響は司法書士にはあまり影響はなく、むしろ住民への負担の増加が顕著であるとの報告がなされ、「先生、なんとか今日中に印鑑証明書を取ってきてください」と拝まれる姿がはたしてよいのか、これでいいんだろうか、と自問自答する毎日であるとの注目すべき話がなされた。
風雲急をつげる大分県豊後高田市では、7月24日市民50名以上を動員し、大分本局への抗議行動が行われるとの情報が、代表者会議で報告された。豊後高田市の登記所統廃合問題は、全国各地の反対運動の牙城的存在で、市長が反対の会の代表者を兼ねているなど官民一体で反対運動を行っており、当日は全青司会長以下のメンバーが行動を共にするために大分入りをする。豊後高田市の統廃合問題は、いろいろな意味で統廃合反対運動の象徴となっており、九州や中国地方の全青司会員は、ぜひ今回の抗議行動に参加してください。
3月24・25日に神戸の局長による住民説明会が行われた山崎・佐用では、さきの住民説明会が住民が参加しづらい昼間に行われたとして、再度の住民説明会を要求、下記の要領で行われることとなった。なお、反対運動に参加している司法書士の安井さんは質問状を首相官邸に送付して返事を得るなど積極的な行動を展開しているほか、土地台帳の交付申請問題など地道かつ広範囲の活動で、自治体・労働組合・法人・住民などが一致団結した理想的な運動体を組織している。現地は新大阪から高速バスを使うことによりアクセスしやすいので、30・31日にはぜひ全青司会員は参加してください。
日時:7月30日(水)午後6時
場所:佐用町中央公民館
佐用町佐用469番地の1
日時:7月31日(木)午後6時
場所:山崎文化会館
山崎町鹿沢88番地の1
群馬県西吾妻出張所の統廃合に関し、地元による3回目の陳情が行われたが、法務省の態度はさらに明確になってきたようだ。国会筋によれば法務省は他の省庁に比べて著しく国会議員を無視し、法務大臣ですらシカトされるといういわくつきの省庁だとか。
過去、大臣として扱われたのは唯一後藤田氏のみで、梶山官房長官に至っては、大臣退任時に「こんな役所のためには二度と働かない」と捨てぜりふを残したとの有名な話もあるようだ。西吾妻陳情団に対しても統合の日も明確にせず善処するとの言葉一つ出なかったそうだ。日本は行政改革の名のもとに益々行政権優位の官僚独裁国家になっていくような気がする。(岩波書店「世界」8号「橋本行革」批判を読みましょう)
統廃合対策委員会では、今後の活動について検討を行った結果、全青司会員をはじめ司法書士に広く統廃合問題の本質を認識していただくとともに意見交換や各地の情報の取得を目的とした不登法委員会のような全国行脚の必要性があるとの結論に達した。
