見捨てないで30


統廃合対策委員会開催される

1月25・26日統廃合対策委員会が静岡県で開催され、北海道・青森・東京・群馬神奈川・広島から委員及びオブザーバー等12名が参加、今後の運動や各地の情報・法務局の将来像等をテーマに話し合いを行った。


長野県白馬・信濃が3月17日統合!

長野会からの情報によれば、上記の登記所が3月17日に統合されるとの情報が入った。なお、統廃合対策委員会では支援に入ることを決定、ただちに行動に入った。


統廃合反対派への露骨な切り崩し

既に情報があったとおり、兵庫県山崎・佐用の反対運動では、反対派に協力的な司法書士に対し、法務当局は司法書士会を通じて事情聴取に名を借りた反対派からの切り離しとも思える工作しているようだが、これに対し地元商工会・地区労等が訴訟で対抗するとの情報もある。


稲村氏統廃合反対運動に積極発言

全青司会長に就任したばかりの稲村氏は、別の方法での統廃合阻止全国キャラバンを企画中と発言、注目されている。


着々と進むマスコミ対策

地道な接触の結果、複数のマスコミと接触が始まっている。


番外編初夢「法務局の将来は?」

朝起きると外はよい天気であった。東郷は20年司法書士を営んでいるが、正月はいつもいいものだと思う、今日も仕事始めの日ということでこれから年始回りにいくのである。事務所に寄ると、すでに事務員が来ている。東郷は自分の机に今日提出予定の書類を出し鞄に入れる。

「先生、またオンライン申請しないのですか」「今日は年始回りもあるし、この事件は法務課の紹介だから。灰合司法書士にはもう出掛けたとつたえてくれ」。東郷の事務所は司法書士が3人の共同事務所なのだが、今日出勤するのは2人だけであった。1人は1月のヨーロッパ旅行中である。東郷は自転車に乗り、行く先々で色々な人に挨拶しながら市役所に入った。市役所は正月らしくにぎやかで活気もあった。東郷は戸籍課の隣の法務課へ行く。「やあ東郷先生」法務課の職員が笑顔で挨拶をしてきた。

「やあ、先日こちらからうちの支部に紹介のあった相続の件、今申請しますよ」「先生ありがとうございました。その人泣いて喜んでましたよ。」東郷は法務課の前にあるコンピュータを使い、申請事項と調査確認証明事項を入力、最後に電子認証事項を入れる。次に隣の巡回裁判所受付のコンピュータに遺産分割の調停申立の事項を入力する。ここ数年の間に色々なことが起こった。

数々の官僚のスキャンダルはとうとう法務官僚・コンピュータ大手の阿蘇通・財団法人法務サービスそして司法書士会幹部を巻き込む一大疑獄事件を引き起こした。週刊パフィーのスッパ抜き記事は国民の信頼が厚かった法務省が舞台だっただけに反響は激しかった。そのころ各地では登記所の統廃合運動が激化、反対派は各地で訴訟を提起していた。

また、統廃合に絡む税金の無駄使いを追及していた月刊過去の記事に端を発した法務省への非難に対し、大蔵省は人員の削減を要請、これまで統廃合を容認していた労組もにわかに態度を変えはじめていたのである。そして、地方分権の要請は国民の声となっていた。ついに政府は一大改革を発表、その中身は大幅な自治体の自治権を認めるもので、まず徴税権の市町村移管、登記事務・供託事務の市町村移管・巡回裁判所の設置などがその第一段となった。

そして今では大半の部門が市町村に移管されている。町は活気づき、若者は故郷に帰った。東郷も東京の新宿から帰った一人だ。町に帰えれば激しい競争もなく、幅の広い仕事ができる。東郷も東京時代は接待のため体を壊しかけたが、今では健康そのもの、家庭も円満で趣味に生き、地域へ貢献する活動もしたせいか人々から尊敬もされている。頭を下げたり、金を使わなくても十分に仕事はある。コンピュータを入力し終わった東郷は、それが事務所のコンピュータだったことに気付くのにそれほどの時間を要しなかった。「また夢か」「先生、銀行が呼んでるよ。定期頼むって、それから某建設がマンションどう

ですかって、それから・・・・・・・。」