11月に統廃合を強行するといわれていた羽幌で、ついに統廃合委員の後藤氏が訴訟を提起した。請求の原因の中で法務局の役割・登記の機能・当事者出頭主義と適正配置の必要性についてなどを丁寧に論じ、処分の違法性については衆議院法務委員会での住民説明会開催についての質疑応答を全く無視したことを問題視し、訴えの利益では司法書士の社会的使命を強調する内容となっている。訴訟は本人訴訟で行われることもあり全国でおそらく初めてのこの訴訟をどのように支援していくかが我々の課題である。(合わせて行政処分執行停止も申し立てられている)
山崎・佐用登記所を存続させる会より、松浦新法務大臣宛に公開質問状が提出された。内容は民行審答申の橋本行革における位置づけ・民行審答申の審議過程の議事録の公開・民行審答申と現実の齟齬乖離について等我々が日頃より疑問に思っていることが的確な形の質問として提起されており、今後の法務省の反応が興味深い。
神戸の代表者会議で「話が長い・くどい・うるさい」と三拍子揃った等と言われた統廃合問題の責任者清水氏は、10月22日豊後高田市を訪問、市長と会談した。席上市長は「私も役所にいたが、統廃合問題は黙っているわけにはいかない」と発言。また、宇佐の支局は当初の設計ミスでスペースが足りないということで、同居している税務署に泣きを入れたが受け入れられず、統合は延期されるかもしれない状況のようだ。なお、清水氏によれば新庁舎は非常にきれいな建物とのことである。
26日に行われる統廃合阻止市町村サミットへの通知を各市町村に送付したところ、キャラバン受入れを表明した町村で訪問できなかった町村からも、7町村参加の申し出でがあった。その中の一つ、和歌山県すさみ町より、キャラバン隊受入れを町議会で決議していた旨の連絡があったため、急遽清水副会長・堀池直前・村上統廃合委員が同町を訪問すさみ町長・助役・その他幹部職員多数と隣接の日置川町助役と意見交換を行った。
町側の統廃合問題に対する認識は、行政改革の一環として理解するものの現状のままでは受け入れることはできないということであったが、これは行政改革ではないと説明理解を得られたとのことである。登記所は築後10数年位だが非常にきれいな建物だそうで、例によって所長を表敬訪問したそうだ。一家は町より丁重な応対を受けたそうで、再度の来町を約したそうだ。
長野会永原代表からの情報によれば、白馬・信濃両登記所の統合延期は政治的なものであり、地元住民への説明会開催の予定は現在までのところないそうだ。残念!
統廃合阻止運動の最初の頂点となる市町村サミットは、11月26日に開催されるが現在最終的な準備を行っている。21日現在参加市町村は37市町村、かなりの数の市町村から返事が届いており、激励も随分頂いている等予想以上の反応があり、我々としても最大の努力をすべき重要なサミットになりつつある。ぜひ多くの同志の参加を期待したい。
なお、関ブロだより53号は統廃合問題が特集されているが、司法書士が自らの保身だけを考えてこの問題を捉えている人もいる。主張すべきことをしないときはこの制度の崩壊が始まると考える人は何人いるのか疑問である。
先日行われた神戸の代表者会議に、事務局長である川村氏が欠席したということで、同氏はえげつない仕事をしたことで背中を刺されたなどとのうわさが流れたが、同氏は加藤会長や清水副会長の分まで後厄の災難を一身にかぶって、もっか謹慎中ですのでよろしく(統廃合で警察に捕まったわけでもありません)。
