この程、当実行委員会報道部記者は、キャラバンの準備状況について、全青司事務局長の川村氏にインタビューができた。内容は次のようなものである。
準備についてどのような分担になってますか。
副会長の清水氏がすべての企画立案を行い、指令しています。文書の作成は堀池直前会長、事務局的な仕事と文書のチェックそして最終責任は加藤会長。
会長が事務局のような仕事をするのですか。
エンドレステープを電気屋に買いに行ったりしています。
川村さんは?
因島の村上さんが、清水氏の第1秘書、私は第2秘書という感じです。とにかく思いつき指令の得意な人なので大変です。
キャラバンのルートはどうなっているのですか。
南ルートは昨日決まりました。7月8日沖縄及び与那国出発、鹿児島に10日上陸です。東京には8月30日到着予定です。
各単位会の状況はどうですか。
私が、聞いている話では、執行部がああだこうだ言ってるのを、まず沖縄が「俺たちはやるぞ」と火をつけ、いざやり始めたら鹿児島が真先に手を挙げたそうです。鹿児島が真先に手を挙げた時は、清水さんがえらく感激していました。
沖縄の統廃合はすごいのですか。
やがては全島で1つになるのではと思うほどひどい。北海道も距離が凄い。あとは奈良もかなりのものです。先日松村統廃合委員長が言っていましたが、地図を見ているとそのひどさがわかるというのです。
法務官僚は地図を見ながら思いつきで統廃合を計画しているという印象です。昔、大本営が軍隊を派遣するのに、地図を見たら陸続きだと判断して、実際行ってみたら、大きな山脈があったり未開のジャングルがあったりで、ついに敵に会う前に全滅したという話を聞いたことがありますが、青森などは高い山を挟んだ地域が、地図上は近いというだけで統合されてしまう。奈良などは南朝の天皇が謄本取りに行くようなもんです。
各市町村の反応はどうですか
キャラバン隊受け入れの市町村が多いです。拒否というところも、キャラバンカーでなければいいとか。政治色がなければいいとかの問題でしょう。
準備期間が短かったのでは。
確かにそうです。やりたくないというのが本音です。疲れるし、負担が大変です。だから誰も積極的ではなかったんです。しかし、因島を体験したり、統廃合反対運動の理屈ができあがったりして、やりはじめた。やりはじめると場当たり的・泥縄式なのが全青司ということらしく、それが好きだという単位会代表者もいましたよ。
けっして文書能力の問題・パソコンの使用能力の問題・企画立案者のキャパの問題ではありません。
理屈があるといいましたが、簡単にいうと。
登記所がなくなるということを地域住民に知らせ、反対するなら手伝うよというのが登記で飯を食い、登記所に一番近い我々の渡世の義理ということです。
それが理屈ですか。
いやいや、話すと長くなるから。でも先日名古屋での会議で、私の相棒が清水氏の話を聞いて、とても良かった、理解しやすかった。
今度東京青司協で話してもらうと言ってましたよ。趣意書を読んでください。要は司法書士制度防衛のための運動ではなく、市民に統廃合とはなにか、どうなるのか、どう影響があるのかを知らせるのが目的です。司法書士のためが第一ではない。しかし、結果として司法書士のため、法務省のためにはなると思います。
また、何もしなければ統廃合問題が起こったとき、なぜ地元の司法書士は何も教えてくれなかったのかと言われるでしょうから。
沖縄へはだれが行くのですか。
本島は加藤会長・堀池直前、与那国は清水副会長と私、荻林副会長も行くらしい。 清水副会長と私はその後も沖縄に残り、鹿児島への引継ぎに立会います。清水副会長はその後さすがに帰ります。加藤会長が後を引き受けてくれます。
川村さんはその後どこに行くのですか。
日程的には無理なので、これからは北ルートのルート検討と情報の伝達に力を入れます。北ルートでは具体的に市町村の問い合わせが来ています。
また、話を聞かせてください。
鹿児島から帰ってからね。
さて、現在の準備状況は川村氏の話で大体掴めたが、北ルートはどうなっているのかといえば、とにかく旭川の研修会に合わせろというのが、旭川会の強い要望ということで、色々な企画を考えているそうである。
たとえば、廃庁予定の登記所から受け入れ庁まで駅伝レースを行いその大変さを体験するとか(途中で倒れた人の人数を法務省へ報告するという案もあり)、稚内から旭川まで3日で高橋実行委員長が走り抜けるといったようなことである。
最終地東京では何か企画を考えているようであるが、一番やりたいことは、各市町村によるサミットということらしい。
また、司法書士自身が統廃合問題を正しく理解していないということで、そのための会議の開催ということも考えているそうである。
8月31日は東京青司協が登記のコンピュータ化についてのシンポジウムを企画しているということから、会場前でのビラ撒き、キャラバンカーに乗っての、東京本局への登記申請とか法務省前でのキャラバンカーのパンク修理・ウィンカーの点検などのイベントも考えられる。
キャラバン注意点 キャラバンカーを受け入れる単位会は、予め地元警察に何か届け出が必要かどうか問い合わせをする必要がある。
騒音条例やたれ幕使用などにつき、それぞれ地域特有の規制が考えられるためである。昔、無届けデモばかりをやっていた人も多いと思うが、今は司法書士であり、地域のための運動であることを充分認識する必要があろう。日報を毎日事務局まで送付してください。
