『新オンライン登記申請システム骨子案』に対する意見書
法務省民事局総務課登記情報センター室 御中
全国青年司法書士協議会
会 長 小山田 泰彦
私たち全国青年司法書士協議会は、全国の青年司法書士約3,000名で構成する「市
民の権利擁護及び法制度の発展に努め、もって社会正義の実現に寄与すること」を目的と
する団体です。
この度の新システムの導入につきましては賛同いたします。なお、現状における問題点を踏まえ、今後、市民にとっての利便性の向上のため、以下の点について要望します。
1、 システム構築の段階において、司法書士等の専門職種の他、金融機関・不動産業界
なども交えた協議機関を設け、さらに利用しやすいシステム構築を求める。
2、新システムが完成した際には、今までのようなシステムエラーを発生させないよう
徹底的に実験を重ねる等の周到な準備を行うことを求める。
3、新システムが決済先ですぐに利用できるよう、できる限り電子署名を少なくする等
の利用者側に立った運用を求める。
4、民間事業者の申請用ソフトウェアの提供をすることにより、環境設定の煩雑さを回
避することについては賛成するが、現在のJREシステムより個人情報が他に漏れる
危険性があるので、慎重な対応を求める。
5、資金実行に伴う経済取引慣習に弊害が生じてきていることから、オンライン申請に
おいても受領証の交付を求める。
6、登記事項証明書をオンラインにて請求した際に、登記所によって取得までの時間
に現状においてかなりの差異が生じているので、改善を求める。
7、登記識別情報の有効証明のオンラインによる取得に多大な時間を要し、不動産取引
に支障が生じているため、迅速な発行を求める。
8、オンライン申請によって市民がメリットを享受するために、システムの改善ととも
にオンライン申請の際の登録免許税の更なる軽減を求める。
以上
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